各家にある神社仏閣の古いお札・お守り・塔婆等を当山境内にてお焚き上げいたします。
お火焚祭とは
お火焚祭の様子
「お火焚」とは、火を焚いて怨魔の降伏を祈る行事で、江戸時代から京都を中心に関西地方で行われた神事であり、日蓮宗においても、山内鎮守の祭りとして行っている所も数多く見られます。
開催時期は地方によって異なりますが、水が洗い清める作用を持つのに対し、火とは一切の邪気を焼き尽くし、清浄にする力があるのです。
当山では、皆様のご自宅にあります古くなった御守りや仏具、塔婆や位牌などを供養する意味で、お焚き上げ致します。またその際には題目木をお配りしますので、皆様の想いを炎に託し、お釈迦様の元へとお送りし、そして更に今年のうちに溜まった罪障を、お火焚きの炎で消滅し、新たな気持ちで新年を迎える準備としましょう。
尚、お持ち頂く仏具等は、紙製や木製等の燃える物に限らせて頂きます。ぬいぐるみ・鳴り物・陶器類・金属製品等はご遠慮下さい。
※当山では毎年十二月の第二日曜日に行っております。